もはや限界を超えたかに見える気候変動や、地球規模で広がる格差と 貧困。このようなグローバルな問題の解決に、市民社会を引っ張って 体当たりで取り組んできたクミ・ナイドゥ氏が来日します。
2010年は、気候変動や貧困などグローバルな課題の解決にとって、 とても重要な年です。気候変動では、不十分に終わった2009年12月の COP15を引き継ぐCOP16が11月にメキシコで開催され、9月には貧困を 終わらせる世界規模の約束「ミレニアム開発目標」(MDGs)の達成を 検証する「国連MDGsレビュー・サミット」が開催されます。 世界は今、気候変動や貧困に本気で取り組むのかを問われています。
このセミナーでは、グローバルな課題解決に向けた市民の行動を 先頭に立って引っ張ってきたクミ・ナイドゥ氏とともに、気候変動と 貧困を同時に解決するために、私たちに求められる行動を考えます。
◆日時 | 2月13日(土) 16:30~18:30(16:00開場) |
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◆会場 | 弘済会館 「楓」(各線四ッ谷駅、地下鉄麹町駅徒歩5分) |
◆定員 | 50人 | ◆参加費 | 500円 |
◆お申し込み方法 | *定員に達したため、お申し込み受付を終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。 |
◆お申し込み〆切 | 2月12日(金) 21:00 |
◆共催 | 動く→動かす、MAKE the RULEキャンペーン実行委員会 |
1965年南アフリカ共和国生まれ。アパルトヘイト(人種隔離政策) との闘いから市民社会での長いキャリアを開始。若者のリーダー的 存在として人材育成や人種の壁の撤廃など、草の根の活動を展開。
1994年の新生南アフリカ誕生後、世界の市民社会の能力強化に取り 組むNGO・CIVICUSを結成。また、貧困問題解決に取り組む国際的 ネットワーク「貧困をなくすためのグローバル・コール」(GCAP: Global Call to Action against Poverty)を結成し、共同議長と してホワイトバンド運動やスタンド・アップなど、貧困問題解決を 目指して最前線で活動する。
また、2009年には気候変動に取り組むためのネットワーク「気候に 関する国際行動キャンペーン」(GCCA:Global Campaign for Climate Action)を率いて、コペンハーゲンで開催されたCOP15に対して、 気候変動への公正な取り組みを求めて行動した。