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第2回“社会を動かす”アドボカシー実践講座 STEP1を実施

2月19日(土)、東京都・足立区の足立区生涯学習センターで「“社会を動かす”アドボカシー実践講座」が始まりました。STEP1(基礎)、STEP2(NGO訪問)、STEP3(実践)を行う講座の基礎編です。受講生は約20名。10~40代まで幅広い年代から、国際協力やアドボカシー経験も異なるさまざまな参加者が集まりました。

STEP1では、「動く→動かす」加盟団体から山田太雲氏(特定非営利活動法人オックスファム・ジャパン)、稲場雅紀氏(「動く→動かす」事務局長、特定非営利活動法人アフリカ日本協議会)が講師を務め、西あい氏(特定非営利活動法人開発教育協会)が講師と全体ファシリテーションを務めました。この日の主なプログラムは、「貿易ゲーム」「ミレニアム開発目標(MDGs)を考える」「アドボカシーって何?」です。

午前中に行なわれたワークショップ「貿易ゲーム」では、AからEの5グループに分かれて貿易を模擬体験しました。このゲームでは、定められた規格の商品をグループごとに作成して貿易を行ないますが、各グループが持つ資金や資源、道具、情報などにはグループ間で大きな開きがあります。加えて、商品取引を担う市場が裕福なグループに有利な条件を示したり、一部のグループだけで新しい貿易のルールを定めるなど、進行すればするほど格差が拡大してゲームは終了。「お金や資源がある国に利益があり、途上国は不利な立場に置かれていることが身をもってわかった」「裕福なグループは交渉しても助けてくれなかった。先進国の意識を変える働きかけが必要だと思った」などの感想が聞かれました。

「ミレニアム開発目標(MDGs)を考える」のセッションでは、2000年に採択されたMDGs採択の背景や意義、現状と課題などを中心にレクチャーが行なわれました。山田氏は、貧困削減が政治課題になったことや多様な市民社会によるネットワーク結成につながったこと、国際政策の是非を図る基準ができたことなど、MDGs採択による意義を説明。また、MDGs策定以前と以降のアフリカにおける紛争の数や経済成長率などに、成果を見て取れることを示しました。一方で、気候変動や食料・燃料価格の高騰、金融危機による途上国への悪影響や、必要とされる資金の不足、経済成長だけを重視する傾向が強まっていることなど、MDGs達成が危機にあることにも触れ、「このような状況だからこそMDGsの重要性を再認識するべき」と強調しました。

続けて、アドボカシーの特徴や効果を学ぶワークショップを実施。「塾でのアルバイト」「女子生徒から相談を受ける保健室の先生」など身近な事例を通じて、アドボカシー的な行動は日常生活の中でも行なわれていることや問題解決方法のすべてではなく1つの方法であること、また、絶対的な正解はなく、目標や働きかけの対象などさまざまなことを決める必要があること、問題の根本を変えることができる一方で時間や労力がかかることが多く、短期的な対処と組み合わせて行う必要があることなどを学びました。

次のSTEP2では、グループに分かれて、「動く→動かす」加盟団体10団を訪問して現地での支援活動やアドボカシー活動を学習。3月末のSTEP3では、アドボカシーの計画づくりに挑戦します。

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