アフリカ市民社会協議会
日本国 内閣総理大臣閣下
私たち、アフリカ市民社会協議会(Civic Commission for Africa)は、日本が主宰する「アフリカ開発会議」(TICAD)のプロセスに参画してきた、アフリカの市民社会の連合体です。私たちは、次回のTICAD IVフォローアップ閣僚会合に向けてアフリカの市民社会として準備をしている最中に、貴国を襲った大地震と津波のニュースに接しました。私たちは、地震と津波によって引き起こされ、多数の被害者を出したこの大災害について、心が張り裂けそうな悲しみを感じています。
今、日本の人々が経験している苦悩と悲嘆は、誰にも耐え得ないほど大きいものと想像します。だからこそ私たちは、日本の人々と政府に対して、私たちの心からの共感を送ります。
私たち、アフリカの市民社会、日本在住のアフリカの人々、そしてアフリカからの留学生たちはみな、あなた方の悲しみを共有するだけでなく、常にあなた方と共にあり、あなた方のために働く用意があり、あなた方の歩む道のりを照らす力になりたいと望んでいます。そのことを、ぜひ記憶にとどめておいて頂ければ幸いです。
私たちは、世界をよりよく生きうる場所にしていくための取り組みを共に行っている立場から、この災厄に傷ついた人々、愛する人を失った人々のために、真摯な祈りを捧げます。
アフリカ市民社会協議会を代表して
アフリカ市民社会協議会
議長 グスターブ・アッサー
総事務長 エルムスアファ・レズラジ
>> 原文はこちら
- 関連記事
-