2011年10月1日から17日に、貧困解決キャンペーン
STAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ)が行われました。「立ち上がる」(STAND UP)ことで貧困解決への意思を示すこのキャンペーンには、47都道府県から3万1389人が参加しました。
スタンド・アップに合わせて、途上国で災害や貧困の中から立ち上がり地域の復興の先頭に立ってきた3人のリーダーたちが来日しました。来日したのは、インド洋大津波(2004年)に襲われたスリランカで村の復興・再建に尽力した地域の女性リーダー、バサンタカラさんと、南アフリカ共和国でHIV陽性者の自助グループを結成し、訪問看護やコミュニティづくりを手がけて地域の「ママ」として活躍する女性リーダー、ローズ・タマエ(ママ・ローズ)さんらです。
この来日に合わせて東日本大震災の被災地である石巻市(宮城県)で開催された「石巻国際まつり」では、復興にむけた経験を交流し、被災した方々との絆を深めるための様々なイベントが行われました。また石巻市訪問の後には、東京での記者会見や議員勉強会、市民集会などに出席し、国連大学で行われたスタンド・アップのメイン・イベントにも加わりました。
「動く→動かす」は、この企画が、世界に開かれた震災復興や、日本と海外で災害復興や貧困解消に取り組む人たちの国際的な絆を強めるきっかけになればと考えています。来日ゲストの足跡を追った映像をご覧ください。
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