
2012年2月1日に、東京女学館中学校の3年生6人による事務所訪問を受け入れました。同校が行う「社会貢献学習」の一環として行われたもので、前年10月のグローバルフェスタ JAPAN 2011でブースに足を運んだ際に
STAND UP TAKE ACTIONに興味を持ったため、「動く→動かす」を選んだそうです。
当日はいただいた3時間をたっぷり使って、「伝える」をキーワードにSTAND UPコーディネーターの笠原が二部構成のワークショップ行いました。
前半は新聞を使って「メディアと貧困」のワークショップを行いました。異なる3紙の紙面を比べて、どんなニュースが大きく扱われているか、小さいけれど自分はどんな記事が気になったか、これらのニュースにはどんな特徴などを挙げていきます。続いて、大きく扱われるニュースの共通点や自分が編集者だったらどんな内容を掲載するかなどを議論。締めくくりとして、世界の貧困が日本のメディアではなぜあまり報道されないのかを考えました。
STAND UP TAKE ACTIONやアドボカシーの簡単な説明を経て、後半は「貧困を伝えるには」のセッションです。まずは、身近なチョコレートを題材に、何かを人に伝えるためにはどんな方法があるかをブレインストーミング。みんなで頭をひねって、「テレビCMを作る」「配って味見をしてもらう」「雑誌に載る」など出てきたアイディアは30個以上! これらのアイディアを元に、やり方によってはお金をかけなくても取り組める方法や、広告と記事の違いを説明したりしているうちにタイムアップ。最後までしっかり集中して議論に参加してくれました。
「動く→動かす」では、中学生はもちろん、高校生や大学生、ボランティア対象の研修、講演会などさまざまな講師派遣にお応えします。ご関心のある方は、まずは事務局にお問い合わせください。
- 関連記事
-