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実施報告 【アドボカシー基礎講座】第3回「貧困のない世界を実現するための先進国の役割」~私たちに出来ること~

2012.10.18

遅くなりましたが、8月25日に広尾のJICA地球ひろばで行われた2012年度第3回【アドボカシー基礎講座】「貧困のない世界を実現するための先進国の役割」~私たちに出来ること~ の報告です。

当日は参加者25人で、シリーズ最後の講座もワークショップを交えて賑やかに行われました。

プログラムは、前半に平田仁子さんと山田太雲さんによるそれぞれ40分の講演。その後約90分の時間をとり、参加者全員で理想の未来について考えるワークショップを行いました。

(特活)気候ネットワーク東京事務所長の平田仁子さんは、気候変動の現状がかなり差し迫った状況になっていることをお話されました。これまで人類が行ってきた活動を同じようにやってきてもとうてい解決には向かわないことがよく分かりました。

これまで100年で世界の平均気温は0.8度上昇したのですが、今後100年での気温上昇は最大で6.4度という予測。しかし人類はそれを2度の上昇に抑えないと非常に大きなトラブルに見舞われるのです。

日本は、京都議定書締約国195カ国の中で5番目の排出国であり、1人あたりの排出量も世界第6位だそうですが、製造業の排出量が大きいという現状を教えていただきました。一般の人々はそんな構造的なことも知らず、研究者やNGOは一般の人々とのつながりも薄かったので、人々の関心を高めてそれを後ろ盾にして排出量削減に関する法制化を目指すため、2008年にはMAKE the RULEキャンペーンを実施したそうです。パレードをしたり、署名活動をしたり、一般の人々にアピールするスタイリッシュな活動を行ったりしたそうです。法制化はあと一歩というところまでいったそうですが、結局民主党が提案してきた法案がどんどん変わって支持できないものになっていき、その法案の立法化は断念したとのことでした。

その後、(特活)オックスファム・ジャパンのアドボカシーマネージャー、山田太雲さんに貧困の基礎からお話をしていただきました。貧困はお金がないという状況だけでなく、自分の人生を自分で決められないという状況であるという興味深いご指摘や、貧困の歴史についてお話を聞きました。最近アフリカのマラウィの現場で、治療薬も医師も不十分という現実を見てきた山田さんは、とても熱心に世界の現状を幅広くお話ししてくださいました。MDGsがどのように世界を変えてきたのか、今後どのように変えていけるのか、そしてそのためにNGOはどんな役割を果たさなければいけないのかを最後に話していただきました。

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質疑応答が15分行われ、参加者からたくさんの質問が寄せられました。
・気候変動の原因がCO2とはそもそも定説なのか?
・NGOや国際協力を取り上げてくれるメディアはあるのか?
・政策提言の流れとはどのようなものなのか?
などたくさんの質問が出て、時間一杯答えていただきました。

後半は理想の未来について考えるワークショップを行いました。5人のグループに分かれ、このまま何もせずにいると訪れてしまう最悪の未来をまとめた最悪新聞と、これから世界が動いたら訪れる最高の未来をまとめた最高新聞を作成してもらいました。
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そして、それぞれの新聞で出てくる未来に到達するためにはどのような事をするべきなのかをポストイットで書き出していきました。個人、企業/団体、国/国連の3つで異なる色のポストイットを使い、皆さんたくさんの意見を出し合っていました。明日から出来るような行動から、国に働きかけて行かなければいけない事など、皆さんのこれからの行動指針が見えたのではないでしょうか。
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今年度のアドボカシー講座はこれで終了となります。参加された皆さんは楽しんでいただけたでしょうか?
私は第一回目を参加者として、第二回目はヘルプとして、第三回目はまとめる側として参加しました。楽しくMDGsやアドボカシーについて学び、ワークショップで意見交換をできました。ぜひ来年も皆さんには参加していただければうれしいです。

参加された皆さん、ありがとうございました!

(インターン 吉留)
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