2012.10.15
10月5日金曜日の夜、「動く→動かす」主催の
スタンド・アップ テイク・アクション2012~私たちがつくる貧困のない社会~が開催されました!
初の試みとなったこのネットワーキングイベントは、『pechakucha』というイベントからヒントを得たものです。ゲストスピーカーは20枚のスライドを使ってプレゼンするのですが、1枚のスライドが表示される時間は20秒。20秒たつと自動的に次のスライドが表示されるという形式です。
プレゼンの時間はちょっと短いですが、15分~20分のネットワーキングタイムが3回あり、来場者には有意義な金曜日の夜をすごしていただこうと工夫しました。
今回招いたスピーカーは6人。いろいろな分野の方がいるので、一つのテーマにこだわらず、貧困解決という大きな課題に様々なアングルからの取り組みに関してプレゼンを聞くことが出来ました。

「ルワンダの教育を考える会」カンベンガ・マリールイズさん
ルワンダの貧困と震災が起きた日本とのかかわり方などを実体験を混じえつつ話されました。

「国連食糧農業機関(FAO)日本事務所」大軒恵美子さん
飢餓の解決には幅広い層の協力が必要という点を力説されました。

「Gender Action Platform」大崎麻子さん
「女の子」の力がどれほど大きなものなのかをお話しいただきました。女性から話される分、説得力がありました。

「一般社団法人リディラバ」安部敏樹さん
趣味のマグロ釣りの写真からプレゼンに入り、問題意識についてのウェブサイトなどを紹介し、特に若者には興味津々でした。

「ビッグイシュー日本」佐野未来さん
多くの人が見たことのある雑誌「BIG ISSUE」についてや、国内の貧困やホームレスについてのお話しいただきました。

最後に「動く→動かす」稲場雅紀さん
自分の経験をもとに日本、世界を変えることが出来るのは私たちであると話しました。
日本語が母国語ではないマリールイズさん以外は、それぞれ6分という短い時間の中、内容の詰まった面白いプレゼントをしてくれました。これらのプレゼンを聞いて意見や質問などが浮かんだ参加者は、プレゼン後のネットワーキングタイムでスピーカーに質問していました。。
ネットワーキングタイムでは、皆さんお互いにとても積極的に話をし、毎回時間ぎりぎりまで話が盛り上がっていました。90人程の来場者は学生や会社員、NGO職員などバックグラウンドも様々で、話す人皆がいろんな視点、意見を持っていました。とても楽しみ、濃い時間を過ごしている様子でした。
もちろん最後に宣誓文を読み、立ち上りました!

今回作ったネットワークでこれからも繋がっていけるようなムードでイベントは終わりました。今回のイベントは想像以上に盛り上がり、STAND UPキャンペーンさい先良いスタートになりました。
(インターン吉留)
Photo:Naoto Masagaki
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