2013.1.12
現在、神奈川県川崎市にある川崎市
平和館で、企画展「
貧困と
格差から考える
平和」が開かれています。

この企画展は、核兵器廃絶
平和都市宣言30周年と川崎市
平和館開館20周年を記念して企画されたもので、動く→動かすも活動とMDGs(ミレニアム
開発目標)を紹介するパネルを出展しています。

動く→動かすの展示パネル
動く→動かす以外には、
貧困や
格差について小学生から大学生までが考え、学び、調べたことや、海外との交流やアンケートなどをもとに作成されたパネル、そして川崎市の雇用や
貧困に対する取り組みに関するパネルが展示されています。
◆開催期間:2012年12月22日(土)~2013年1月31日(木)
◆開館時間:9時~17時
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、1月16日、年末年始(12月29日から1月3日)は休館
◆場所:川崎市平和館
アクセス JR南武線「武蔵小杉駅」、東急東横線、目黒線「武蔵小杉駅」または「元住吉駅」から徒歩約10分
◆入場:無料
また、1月19日(土)14時30分からは「ユースと語る
貧困と
格差」というイベントが開かれ、パネル出展を行った学生たちの発表と、来場者との意見交換が予定されています。
パネル展とイベントの詳細は、川崎市のウェブサイトでご覧ください。
平成24年度企画展Plus Three第2回の開催についてこの川崎市平和館にはもちろん常設展示もあり、常設展の方は消極的な平和(戦争がない状態)だけでなく、
貧困、劣悪な環境、差別といった積極的平和(衣食住が満たされ、
人権が守られ、民主的で公正な人々が安心して暮らせる状況)の阻害要因も
暴力として取り上げ、環境、ジェンダー、
人権など幅広い観点から平和を考えられる展示になっており、とても興味深い内容でした。
川崎市平和館ウェブサイト企画展&イベントの方は、これからの若い世代が貧困と平和についてどう考えているのかを知る良い機会になると思いますので、ぜひお出かけください。
(事務局 諸)
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