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《イベント報告》私たちがつくる「ポスト・ミレニアム開発目標」~防災目標に現場からの声を~

2014.2.14

2月9日(日)、JICA横浜4Fの会議室かもめにて、『私たちがつくる「ポスト・ミレニアム開発目標」~防災目標に現場からの声を~』と題したセミナーを開催しました。

横浜国際フォーラム2014の一環として行われたこのプログラムには、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター理事で2015防災世界会議日本CSOネットワーク事務局も努める合田茂広さん、特定非営利活動法人WE21ジャパン事務局長の贄川恭子さん、特定非営利活動法人草の根援助運動理事の山中悦子さんをゲストとしてお招きし、日本の防災分野での取り組みと東日本大震災の教訓、フィリピンにおける台風「ハイエン」の被害からの復興の現状と支援活動について、東日本大震災での支援活動で気づいたこと、といったテーマで報告をして頂きました。また、「動く→動かす」事務局長の稲場雅紀が、ポスト2015年開発枠組み(ポストMDGs)の現状と防災での動向についてお話しました。

はじめに、稲場事務局長より、ポスト2015年開発枠組み(ポストMDGs)の現状について報告がありました。MDGs終了まであと691日にせまっているなかでポスト2015年開発枠組みの議論が進行中であり、防災はSDGsのテーマ別セッションの中で扱われています。その中で「防災」に関する目標をどう作るのかというのは議論の最大の焦点の1つになっています。

合田さんによると、「日本は被災大国であると同時に防災大国である」そうです。震災の経験を含め、日本は災害を多く経験してきたからこそ、その知見やノウハウを途上国の開発に活かしていくことが求められるとのこと。「東北は間違いなく復興しています!」このように力強くおっしゃっておられたのが印象的でした。一方で、「復興」にはたくさんの捉え方があるため、復興に対する自分の捉え方を認識することが大切なのだそうです。

山中さんには、インド・インドネシア・フィリピンなどで被災地支援の活動を行ってきた体験について語っていただきました。昨年11月にフィリピンを襲った超大型台風「ハイエン」は、人口の1割に影響を与えたといわれ、その被害を改めて認識しました。また、生計向上プロジェクトを通じた貧困問題への取り組みなど、これから長い時間をかけた復興支援が必要であることを実感するお話でした。

最後の講演者である、地域のリサイクルショップを通じて国際協力を行うWE21ジャパンの贄川さんからは、東日本大震災での被災地支援を通して気づいたことをお話しいただきました。支援物資をただ送れば良いというものではなく、信頼関係を構築しているNGOだからこそ出来る、本当に必要な物資を送るといった現地との「橋渡し」としての役割を強調していました。また、日頃から地域の人々との関係とネットワークがしっかりとあることが、いざという時には人々が集まったり情報を広めることができる拠点としてお店を活用できることにつながっているとのことです。

講演の後は、3つのグループに分かれ、講演を通して感じたこと・気づいたことの共有を行いました。フィリピンから看護師として日本で勤務されている方も加わり、現地での被害の大きさ、フィリピンでの防災システムの現状といった貴重な話もうかがうことができました。

参加者からは、災害に強い水・衛生の設備、防災の前に貧困の解決、防災教育、地域の顔が見える関係づくりといった意見が出てきました。身近な人との日頃のコミュニケーションなど、意識していれば我々にも出来る「防災」はたくさんあるようです。

(インターン 井上)

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左から:日本の災害時のシステムを説明する合田さん、フィリピンの様子をビデオで報告する山中さん、地域との日頃からの関係作りの大切さについて話す贄川さん。

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グループに分かれてワークショップを行い、その結果を発表しました。

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