【イベント案内】STAND UP TAKE ACTION「渋谷パレード2014 一緒に歩こう!貧困・格差のない世界をめざして」

2014.10.2
ゲスト名を追加 2014.10.7
雨天の場合を追加2014.10.7
雨天の場合を修正2014.10.9
本日の予定を追加2014.10.13


*本日の予定:集会は予定通り国連大学前広場(あるいは広場から中庭に通じる屋根のあるスペース)で行います。パレードについては、集会時の状況を見て判断します。台風の影響が強まらない限り、小雨決行です。各自、傘や雨がっぱなど雨対策を、そして気温もあまり上がらないようですので、防寒対策もお願いします。


パレードチラシ200チラシダウンロードはこちら

世界では、貧困も飢餓も以前より減少していますが、残念なことに、いまだに5.8人に1人が極度の貧困状態(1日1.25ドル未満で暮らす)にあり、日本では6人に1人が貧困層です。

このような状況の中、今後の新しい世界を形作る上で非常に重要な2015年がやってきます。途上国対象の国際開発目標「ミレニアム開発目標(MDGs)」が期限を迎え、日本を含む先進国も対象となる新たな目標「ポスト2015年開発目標」(ポストMDGsまたはSDGsとも呼ばれる)が決定される年です。私たちの生活が今後どのようになるのか、次の世代にどんな社会、環境、地球を残せるのかは、MDGsの達成度合いとポストMDGsの内容に大きく左右されます。

MDGsに関しては、国連と市民社会の協力により2006年に始まった世界の貧困問題解決のためのキャンペ-ン「STAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ)」がその訴えかけを行ってきましたが、それも今年が最後になります。しかし今回の集会&パレードは「終わり」ではなく、これまでの意志を引き継ぎ、より良い世界を次の世代に残していくための「始まり」として行うものです。

貧困・格差の問題は、途上国だけでなく日本でも看過できない段階に来ています。今回は、2015年に決まる先進国も含めた世界の貧困と持続可能な社会に対応する目標を見据えて、国際協力だけでなく国内のいろいろな問題や懸念も共有して社会に発信していきたいと思いますので、みなさんぜひご参加ください。パレード参加者には、MDGsのかわいい缶バッジをプレゼントします。

【イベント概要】
日時:2014年10月13日(月・祝) 14時~16時30分
場所:国連大学前広場(集会、パレード出発&解散場所)
参加費:無料 申し込み不要
主催:動く→動かす

【プログラム】
1.音楽&パフォーマンス<14:00~14:25>
GOSPEL SQUARE with Schanita
アースデイwithマイケル

2.スピーチ&スタンド・アップ<14:25~15:00>
・近藤哲生さん(国連開発計画駐日代表)
・雨宮処凛さん(作家・活動家)
・ソニー・ウチェ・ウニグエさん(ナイジェリア国立大学附属病院感染症内科医、エヌグ州エボラ出血熱感染予防トレーナー)
・根本かおるさん(国連広報センター所長)
・スタンド・アップ写真撮影

3.パレード<15:00~16:20>
コース:国連大学前広場→表参道→明治通り→神宮前六丁目(山手線ガードをくぐる)→渋谷駅前→宮益坂→国連大学前広場
・コースは約3kmで、70~80分の予定です。
・貧困/教育/ジェンダー/子ども/保健/環境/平和/人権/その他、あなたの訴えたいことを胸に、ぜひ参加してください。

◆パレード中に叫ぶメッセージを募集◆
当日のパレードで歩いている間にみんなで叫ぶメッセージを募集します。メガホンを持ったコール担当者に続いてみんなで大きな声で一息で叫ぶため、短く簡潔なメッセージを下記のフォームから投稿してください。参加できる方/できない方、どちらもお送りいただけます。
 投稿フォーム
メッセージ例:
貧困・格差はもうゴメンだ/持続可能な社会をつくろう/食べ残しをするな/安心して子育てができる政策を 等々

◆鳴り物を持参してください◆
メッセージに合わせて、みんなで音を出しましょう。ドラムやギター、もっと手軽に学校で使っていたようなカスタネット、タンバリン、笛、ホイッスル、または鍋をお玉でたたいても構いません。

【お問い合わせ】
動く→動かす
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3階
特定非営利活動法人アフリカ日本協議会 気付
電話:03-3834-6902 FAX:03-3834-6903
office@ugokuugokasu.jp

〔補足〕
《スタンド・アップとは》
国連が2000年に定めた「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成を促進するためのキャンペーンで、2006年から世界中で行われ、2009年には世界で1億7304万5325人が参加してギネス記録を樹立。昨年日本では3万2600人の人々が参加しました。このキャンペーンが達成を目指してきた「ミレニアム開発目標(MDGs)」が来年期限を迎えるにあたり、スタンド・アップは今年が最後となります。今年は10月19日(日)までに撮った写真を10月27日(月)までに登録してください。
http://www.standup2015.jp

《2015年の重要性》
2015年には、世界の貧困削減の中心となってきたMDGsが達成期限を迎え、MDGsを引き継いで2016年から始まる「ポスト2015年開発目標」(ポストMDGsまたはSDGsとも呼ばれる)の内容が決定される年でもあります。また、3月には仙台で「第3回国連防災世界会議」が開かれて防災活動の新しい基本指針が決定されます。そして、11月にパリで開かれる「国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」では、今後の気候変動のゆくえを大きく左右する世界の取り組みが協議されます。

《貧困の現状》
以前に比べて状況は改善しているものの、依然として世界の5.8人に1人(12億人)が極度の貧困状態で生活し、8.7人に1人(8億500万人)が飢餓状態で、しかも格差も開いており、世界人口の1%の富裕層が世界の富の半分を握るという現実があります。また日本では、6人に1人が貧困層となり、貧困家庭で暮らす子どもの割合も16.3%と過去最悪を記録しています。

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2011年に渋谷で行ったパレードの様子


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